沼津の2大水族館 徹底比較!伊豆・三津シーパラダイス & あわしまマリンパーク
週末、沼津に家族で出かけようと思って「沼津 水族館」と検索すると、すぐに2つの名前が出てきます。
「伊豆・三津シーパラダイス」と「あわしまマリンパーク」。どちらも沼津市内浦エリアにあり、直線距離で約1.7km、車で10分も離れていません。しかし、この2館、性格がまったく違います。片方は駿河湾の入り江をそのまま水族館にした「自然一体型」、もう片方は船でしか渡れない無人島まるごとが水族館という「冒険型」。料金・所要時間・向いている年齢層・雨の日対応も、それぞれに特徴があります。
この記事では、地元で両方を何度も訪れている目線から、アクセス・年齢別の楽しみ方・親目線の注意点の3軸で徹底比較!読み終わる頃には、「次の週末はどっちに行こう」がきっと決まるはずです!
【伊豆・三津シーパラダイス(愛称:みとしー)】
駿河湾の自然の入り江をそのまま生簀として使っている、全国でも珍しい水族館です。1930年(昭和5年)、前身の「中之島水族館」時代に日本で初めてバンドウイルカの飼育に成功した、日本のイルカ飼育発祥の地。1977年に現在の名前にリニューアルしてからも、セイウチやラッコの国内初飼育を手がけてきた老舗です。
コンセプトは「遊ぶ・学ぶ・ふれる」。ショー、餌やり、キッズコーナー、タッチプールと子どもが能動的に関われる仕掛けが揃っているのが特徴です。2026年3月20日には新エリア「いそあそBOX さわれるんか〜い」がオープン。タッチプールとヤドカリ釣りが追加され、「ふれる」体験がさらに充実しました。
【あわしまマリンパーク】
沼津港の沖合にぽつんと浮かぶ周囲約2.5kmの無人島「淡島」。この島そのものが水族館という、国内でもかなりレアな施設です。本土側の桟橋から連絡船で片道約3分、潮風を浴びながら海を渡ってたどり着きます。目玉は、常時50種以上を展示する日本最大級の「カエル館」(しかも入園料のみで入れる追加料金なし)、客席から1mの距離まで来るアシカショー、そして自然の海で行うイルカショー。アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地としても全国的に知られています。
老朽化を理由に2024年2月に一度閉園しましたが、ファンの声を受けて新経営陣のもと同年7月12日に営業を再開。以来「いつか世界一の水族館を目指す」を合言葉に、少しずつ進化を続けています。
まずは入園料・所要時間の目安・アクセスを確認!
| |
伊豆・三津シーパラダイス |
あわしまマリンパーク |
| 所在地 |
沼津市内浦長浜3-1 |
沼津市内浦重寺186(淡島) |
| 大人入園料 |
2,600円(2026年4月〜) |
3,000円(乗船料・ショー観覧料込み) |
| 小人入園料(4歳〜小学生) |
1,300円(2026年4月〜) |
1,500円 |
| 営業時間 |
9:00〜17:00(入園16:00まで) |
夏期 9:30〜17:00/冬期 10:00〜16:30 |
| 定休日 |
無休(冬期メンテナンス休館あり) |
無休(荒天時は運休の可能性あり) |
| 駐車場 |
約300台/有料 |
1日500円 |
| 所要時間の目安 |
約2〜4時間 |
約2〜3時間 |
| アクセス |
陸続き |
連絡船(片道約3分)で島へ渡る |
※2026年4月時点の情報です。お出かけ前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
比較②:年齢別の楽しみ方・施設の充実度
0〜3歳(乳幼児連れ)
おすすめは断然「みとしー」です。
理由は設備。授乳室(「みとしーminiパラダイス」内)、おむつ交換台(正面入口・イルカの海ショーステージ横・miniパラダイス内の計3か所以上)、そして24か月未満のお子さま向けのベビーカー無料貸出が揃っています。館内は各所にスロープがあり、ベビーカーでの移動もおおむね可能です。
一方のあわしまマリンパークは、島内の地形がやや傾斜や段差の多いレイアウトで、ベビーカーでの回遊はハードルが上がります。船での乗降もあるため、抱っこ紐のほうが現実的です。0〜2歳のお子さまメインの日は、みとしーを選ぶと移動で消耗しにくいでしょう。
4〜6歳(未就学児)
この年齢が一番、両館の使い分けが面白くなるゾーンです。
みとしーは、水遊び・砂遊びができる「いそあそび〜ち」、「すなあそび〜ち」、アジになりきれる体験遊具、巨大ボールプールが揃う「みとしーminiパラダイス」があります。雨の日でも室内で思いっきり遊べるので、天気に左右されません。着替えを持参すると楽しみが倍増します。
あわしまマリンパークは、動物との距離の近さが圧倒的。客席から1mの「0距離のアシカショー」、2階のタッチプールでウニやヒトデに触る体験、カエル館で「擬態しているカエルを探す」遊び。「見る水族館」から一歩踏み込んだ「出会う水族館」を体験させたいなら、こちらです。
7〜12歳(小学生)
どちらも「ハマる子はドハマりする」年齢帯です。
みとしーなら、コツメカワウソ・ブリ・マダイへの餌やり体験、2026年3月新設の「いそあそBOX さわれるんか〜い」のヤドカリ釣り、ショーのクオリティの高さが魅力。「学ぶみとしー」を掲げる2026年度は、海の生きものについて学べる企画が1年間通して展開されます。
あわしまマリンパークは、ペンギンやアシカ(アザラシ)への餌やり(各500円)や、日によって実施されるペンギン抱っこ・バックヤードツアーなど、「ここでしかできない」特別体験が豊富。そして日本最大級のカエル館は、生きもの好きの子にとって聖地。世界各地の珍しいカエルを50種以上、じっくり探しながら観察できます。
また、ラブライブ!サンシャイン!!のファンなら、あわしまマリンパーク一択。聖地巡礼スポットとして館内のあちこちに見どころがあります。
中高生以上・大人
写真・SNS映え、非日常感を求めるなら、船で渡るあわしまマリンパーク。富士山と駿河湾を一望できる島からの景観は、正直みとしーにはない特別感があります。年季の入った昭和レトロな館内も素敵です。
動物ショーのクオリティや最新設備を求めるなら、みとしー。歴史ある施設ながら継続的にリニューアルを重ねており、展示・ショー・体験のバランスが整っています。
比較③:親目線の「助かったポイント・注意点」
雨の日
みとしー:屋外のショー会場には屋根あり。キッズコーナーは完全屋内。貸出用の傘もあり。雨の日でも十分楽しめます。
あわしまマリンパーク:島内の移動は屋外区間が多く、濡れる覚悟が必要。ただし船・水族館・カエル館は屋根下なので、雨でも鑑賞は可能です。
食事・売店
みとしー:館内にテイクアウトコーナーあり。
あわしまマリンパーク:島内にカフェあり。「しま太郎ラーメン」やポテト(大盛りで400円前後)など軽食中心。本格的な食事を求めるなら、マリンパークから車で10分の「内浦漁協直営 いけすや」(活あじ丼が名物)など島外へ出るのが無難です。
天候リスク
みとしー:基本的に通年営業。影響は少ないです。
あわしまマリンパーク:船の運休=休園という明快なルールです。強風・高波・台風接近時は公式サイトで必ず運航確認を。予定が崩れたときの代替プランとしてのみとしーという考え方も、距離が近い2施設ならではです。
所要時間
みとしー:ショーを最低2本観る+キッズコーナーでしっかり遊ぶ=3〜4時間
あわしまマリンパーク:ショー+カエル館+水族館+餌やり=2.5〜3時間
小さな子連れなら、どちらも半日単位で見ておくと安心です。
伊豆・三津シーパラダイスのアザラシ
あわしま大人気のカエル館
まとめ:どっちに行く?シーン別おすすめ
最後に、シーンごとの推しをまとめます。
0〜3歳の赤ちゃん連れでのんびり過ごしたい
→ みとしー (授乳室・おむつ替え・ベビーカー貸出の安心感がずば抜けています)
4〜6歳の子と、雨の日でも確実に楽しみたい
→ みとしー (室内キッズコーナーの充実度が効きます)
小学生に「非日常の冒険」を体験させたい
→ あわしまマリンパーク (船で島に渡る、という導入がすでに特別です)
生きもの好き・カエル好きな子がいる
→ あわしまマリンパーク (日本最大級のカエル館はここでしか出会えません)
ラブライブ!サンシャイン!!のファン
→ あわしまマリンパーク (聖地巡礼としての満足度が桁違いです)
ショーをじっくり楽しみたい・歴史ある水族館が好き
→ みとしー (1930年からのイルカ飼育の歴史と洗練されたショー)
とにかく動物との距離が近い体験を求めている
→ あわしまマリンパーク (アシカショーはほぼ1m、タッチプールの体感もダイレクトです)
1日かけて両方行きたい!
→ それも、もちろんOK!(直線1.7km、車で10分。午前みとしー→午後あわしま、またはその逆で1日プランが組めます。ただし船の運航状況は要確認)
その日の目的や子どものタイプにどちらが合うか。
それが沼津の2大水族館の正しい選び方です。
アクセス・基本情報
伊豆・三津シーパラダイス
住所:静岡県沼津市内浦長浜3-1
電話:055-943-2331
営業時間:9:00〜17:00(入園は16:00まで)※時期により変動
定休日:無休(冬期にメンテナンス休館あり)
入園料(2026年4月1日〜):大人(中学生以上)2,600円/小人(4歳〜小学生)1,300円
駐車場:約300台/有料※立体駐車場は車高2.1m制限あり
車:新東名「長泉・沼津IC」または東名「沼津IC」から伊豆縦貫道〜伊豆中央道経由で約30分
電車・バス:伊豆箱根鉄道駿豆線「伊豆長岡駅」から伊豆箱根バスで約25分、終点下車すぐ
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あわしまマリンパーク
住所:静岡県沼津市内浦重寺186(淡島)
電話:055-941-3126
営業時間:夏期(3〜10月)9:30〜17:00/冬期(11〜2月)10:00〜16:30
定休日:無休(荒天時は運休・休園の場合あり)
入園料:大人(中学生以上)3,000円/小人(4歳〜小学生)1,500円 ※渡船・ショー観覧料含む
駐車場:1日500円
車:東名「沼津IC」から伊豆縦貫道経由で約40分
バス:JR沼津駅南口から東海バスで約35分、「マリンパーク」下車すぐ
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
2つの水族館にはそれぞれの魅力があります。
お子様の年齢・好み・シーンなどにあわせて、ぜひ訪れてみてくださいね!