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静岡刀剣巡礼

徳川家康をはじめ多くの武将が往来した静岡県には、国宝や重要文化財に指定される名刀が数多く伝わっています。本記事では、全国のファンが集う「佐野美術館」、徳川家の至宝が眠る「久能山東照宮」、武家信仰の歴史を物語る「三嶋大社」、名将の奉納刀が残る「秋葉神社」の4施設を厳選。静岡の歴史と刀剣の美に触れる、新たな旅に出かけてみませんか。

秋葉山本宮 秋葉神社(浜松市)

秋葉山本宮秋葉神社には、火の神・武運長久の神としての深い信仰を背景に、多くの武将から献納された刀剣が伝わっています。重要文化財に指定されている古備前派の「太刀 銘 安縄」や「太刀 銘 弘次」、鎌倉時代の名工による「太刀 銘 来国光」をはじめ、足利尊氏や武田信玄、豊臣秀吉ゆかりの名刀など数十余振を収蔵。刀鍛冶と密接な「火」を祀る神社ならではの歴史の重みと、卓越した美術的価値を今に伝えています。

注目の刀剣: 「太刀 銘 安縄」(重要文化財)、「太刀 銘 弘次」(重要文化財)、「太刀 銘 来国光」など。
※宝物殿は常時一般開放されていないため、下記『昇殿参拝と神宝展示室特別案内プラン』がおすすめです。
※「太刀 銘 来国光」は10月・11月展示されておりません。
幸福の鳥居

幸福の鳥居

神宝殿の刀剣 (太刀 銘 安縄)

神宝殿の刀剣 (太刀 銘 安縄)

佐野美術館(三島市)

展覧会開催中「さのびととくび 名刀のいろは」
会期:2026年9月5日(土)~ 10月18日(日)
「さのび」こと佐野美術館、「とくび」こと徳川美術館の刀剣コレクションを鑑賞しながら、刀のいろはを学べます。両館のコレクションが揃います。ぜひ見比べてご覧ください。
※佐野美術館創立60周年・三島市制85周年 記念

注目の刀剣: 「太刀 銘 宗忠」(重要文化財)や「大太刀 高力長吉作」など。
展覧会では、「名物三作(めいぶつさんさく)」と呼ばれる藤四郎吉光(とうしろう よしみつ)、五郎入道正宗(ごろうにゅうどう まさむね)、江義弘(ごう よしひろ)の作刀は必見!
 
佐野美術館

佐野美術館

さのびととくび展覧会(9/5~10/18)

さのびととくび展覧会(9/5~10/18)

三嶋大社宝物館(三島市)

三嶋大社宝物館には、伊豆国一宮として源頼朝公をはじめとする多くの武士から崇敬された歴史を物語る、約60振の刀剣が収蔵されています。明治天皇より奉納された重要文化財「太刀 銘 宗忠」や、初刃のまま奉納された長大な「大太刀 高力長吉作」など、歴史的・美術的に貴重な名刀が揃います。館内では常時9〜10振が期間ごとに入れ替えながら公開されており、刀工たちの技と武将たちの祈りを間近で体感できます。

注目の刀剣: 「太刀 銘 宗忠」(重要文化財)や「大太刀 高力長吉作」など。
三嶋大社宝物館外観

三嶋大社宝物館外観

三嶋大社宝物館刀剣

三嶋大社宝物館刀剣

久能山東照宮(静岡市)

久能山東照宮博物館には、徳川家康公の愛刀である重要文化財「太刀 無銘光世作(ソハヤノツルキ)」や、歴代将軍が奉納・寄進した名刀など約40口の刀剣が収蔵されています。武具としての優れた造形美に加え、初代家康公から続く徳川家と天下泰平の歴史、そして四百年の時を超えて今に伝える平和への祈りを深く感じさせてくれる貴重な文化財です。

注目の刀剣: 「太刀 無銘光世作(ソハヤノツルキ)」(重要文化財)、「太刀 雲次」など。
久能山東照宮

久能山東照宮

久能山東照宮博物館

久能山東照宮博物館

まとめ

静岡県に点在する4つの刀剣スポット。天下人・徳川家康公が愛した御神刀から、全国のファンを魅了する天下三名槍、そして歴史を支えた名工たちの技まで、日本の刀剣文化の神髄がぎゅっと凝縮された、全国でも類を見ない聖地です。数百年もの間、職人や武将たちが命を吹き込んできた本物の輝きと、その圧倒的な存在感。あなたもぜひ静岡県へ、時空を超える刀剣鑑賞の旅にお越しください。

静岡県内の刀剣鑑賞MAP

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