2010年02月08日(月)
起雲閣 [熱海市]
熱海梅園を後にした私は、熱海の3大別荘と称された「起雲閣」へ向かいました。天気がよいので熱海駅前の観光案内所、
「熱海コンシェルジェ」でいただいた地図を手に歩いてみました。
実際は梅園からバスで向かうのなら、近くの「市役所前」というバス停で降りるとよいとのアドバイスをいただいていました。
また、熱海の主要観光地を効率よくまわってくれる、「湯〜遊〜バス」という、1日乗り放題の便利なバスも走っています。
坂道を下りながら、来宮駅の前を通り過ぎ、更に歩きつづけること15分、案内板があちこちにありとてもわかりやすかったので、迷うことなくあっという間に起雲閣前に到着。
起雲閣は1919年(大正8年)築かれた鉄道王根津嘉一郎の旧別邸でしたが、1947年(昭和22年)旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿となりました。現在は熱海指定有形文化財として、熱海市が所有、公開しています。
立派な門があったので、純和風の豪華な邸宅なのだろうと想像して順路に沿って見学していくと、左右の画像の部屋があり驚いてしまいました。ガイドの方のお話によると、1932年(昭和7年)に建てられた洋館で、右は「玉姫」という部屋のサンルーム。高い天井のステンドグラスにも目を奪われましたが、タイル張りの床が美しくとても素敵でした。左は「玉渓」。中世チューダー様式ですが、柱や梁などは日本古来の大工道具、
釿(ちょうな)で仕上げられています。
<チューダー様式 - Tudor Style ->
イギリスのチューダー朝時代(1485〜1603年)の芸術・建築様式。
ここには、太宰治、志賀直哉、谷崎潤一郎、山本有三など、日本を代表する多くの文豪
が宿泊しています。三島由紀夫も新婚旅行でここを訪れ、滞在したそうです。
これらの文豪に関する展示室がいくつもあり、ゆかりの品、ここで撮られた貴重な写真も展示されています。
実際にここで執筆活動を行ったのだろうかと、しみじみと見つめてしまいました。
右の写真はローマ風浴室、「金剛」。
ステンドグラス、蝶番、ドアノブは建築当時のものだそうです。豪華ですね〜。
各部屋をゆっくりめぐっていたらあっという間に1時間経過。
次に敷地面積1000坪もある広い庭に出てみることにしました。緑豊かな庭園の中央には、20トンの巨石「根津の大石」があり、
なんと熱海梅園から2ヵ月かけて運んだのだそうです。
庭に出て外側から建物を見るのもまた興味深く、周りの静けさもあってなんだか大正、昭和時代にタイプスリップしたような不思議な気分になりました。
「起雲閣」
開館時間 / 午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 / 水曜日(祝・祭日は開館)
入館料 / 大人500円、高校生・中学生300円、小学生以下無料
アクセス / 湯〜遊〜バス「起雲閣」バス停下車
または、熱海駅Aより紅葉ヶ丘行きバス「天神町」バス停下車 徒歩1分
起雲閣について、更に詳しい情報は、静岡県観光協会HP「ハローナビしずおか」をご覧ください。→「起雲閣」
Posted by Amano at 11時40分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年02月05日(金)
熱海 梅まつり その2 [熱海市]
前回に引き続き、「第66回 熱海梅園 梅まつり」のお話です。
梅園内足湯の近くに、「韓国庭園」があります。
これは2000年に開催された、森内閣総理大臣と金大中大統領による日韓首脳会談の後、両首脳が梅園を訪れたのを記念して開園したのだそうで、実際に
韓国古建築専門家と関係者の手によって建設されています。
韓国式の塀に囲まれた中に「堂」と言われる右の写真の住宅があります。建築材料も韓国のものを使用しているそうです。堂の横には池があり、のぞいてみたら水中にカエルの卵を発見。
なんだか懐かったのでしばらく見入ってしまいました。
また、園内には、「中山晋平記念館」があります。
この記念館は大正初期から大衆音楽の普及に大きな足跡を残した著名な作曲家「中山晋平」の別荘を梅園内に移築し、一般公開しているのだそうです。「しょうじょうじの狸ばやし」「シャボン玉」「東京音頭」などの歌はみなさん御存じではないでしょうか。
私は日当たりのよい暖かく広い廊下が気にいって、ゆがんだ窓ガラス越しに梅園を見ながら、しばらくひなたぼっこさせてもらいました。
梅園では多くの野鳥を見る事もできます。
一番多いのが梅の花蜜が大好物のメジロ。(左の画像)
美しい声で鳴きながら、木から木へ飛びまわっていました。
また、
ウグイスの声がするので近づいていったら、
うぐいす笛でした。だまされた〜。
梅まつり期間中(1/9〜3/7)は様々なイベントが行われ、
日曜祝日には、甘酒無料サービスやミス熱海との記念撮影会、大正琴演奏会なども行われています。
「熱海梅園」、「梅まつり」、「中山晋平記念館」についての詳しい情報は、
静岡県観光協会HP「ハローナビしずおか」内のページをご覧ください。
こちらをクリック→「熱海梅園」、「熱海梅園梅まつり」、「中山晋平記念館」
Posted by Amano at 12時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2010年02月02日(火)
熱海 梅まつり その1 [花]
1月末、熱海梅園で開催されている、「第66回 梅まつり」 に行ってきました。
当日はとても天気が良く、新幹線の窓からは美しい富士山を見ることができました。
下の写真は、静岡−新富士間の富士川鉄橋上を新幹線が通過中に撮影したものです。
写真を撮られる方、シャッターチャンスが結構短いのでお見逃しなく。
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熱海駅を出てすぐ左にあるバスターミナルの3番乗り場へ。
梅まつりの時期とあって、大きな看板が出ていたので大変わかりやすく、
梅を楽しみにしている多くの方々と一緒に、バスに揺られていきました。
途中海沿いの道路を通るのですが、青空と青い海がとても美しく、道路沿いのパームツリーの演出効果もあって、すでにテンションが上がってきました。
約15分でバス停「梅園」に到着。バスを降りた時点で既にほのかな香りが。
ちなみに入園無料なので、特に入口の門のようなものはありません。
ここは明治19年開園で、
約4.4ヘクタールの園内に
60品目457本の梅があり、
このうち早咲き種は265本。
満開のものから、まだまだこれからのものまで様々で、一つ一つの木に名札が付けられていました。
園内には初川という川が流れており、「梅園五橋」という5つの橋が架かっていたのですが、昨年秋に6つめの梅園橋という新しい橋が架けられ、園内にある、「澤田正廣記念美術館」への連絡橋として人気を集めています。
その川を上流の方へ進むと、その先は「梅見の滝」という人工の滝があります。ここは滝の裏へ行けるようになっており、裏から梅園を眺めることができます。
滝の前の橋を渡り、更に奥へと進んで(登って)行くと足湯を発見!
この足湯は、10:00〜16:00梅まつり開催期間限定で
オープンしているそうです。
梅の花を見ながら良い香りの中、のんびりと足湯につかるのは気持ちいいですよね。もちろん無料です。
タオルをお持ちでない方の為に販売も行っています。
梅園内には他にも色々な施設もあり、ご紹介しきれなかったので、「熱海梅園その2」 に続きます。
熱海梅園、梅まつりについての詳しい情報は、静岡県観光協会HP「ハローナビしずおか」内のページをご覧ください。
こちらをクリック→「熱海梅園」、「熱海梅園梅まつり」、「澤田政廣記念美術館」
Posted by Amano at 14時00分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年01月29日(金)
冬の薔薇 [自然]
友人宅が近くにある事もあり、私はよく静岡市にある城北公園を散歩します。
園内に日本庭園、中央図書館、アスレチックなどがある、とても広い公園で、
ここからの、「大きな花時計の向こうに見える富士山の景色」が私のお気に入りです。
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先日も散歩していたら、地面に薔薇の花が落ちていました。
もちろんご覧の通り本物の薔薇ではありませんが、あまりに
似ているので、何だこれ?と思いそっと手にとってみました。
これが落ちていた場所は、公園の隅の方にあるメタセコイヤ林の中。
メタセコイヤの木から落ちてきたものだろうか?と思って見上げてみたけれど、やはりなんだか違うみたいです。
周りにはこの薔薇がくずれた状態のものがたくさん落ちていて、(下の画像)
この薔薇はたまたま壊れずに落下したものではないだろうか、と推測。
で、帰って調べたら、これは、「シダーローズ」といい、ヒマラヤ杉の実なのだそうです。いわゆる松ぼっくりというやつです。あれ?杉ですよね?
名前の通りヒマラヤ原産で日本には明治初期に渡来、マツ科なのですが、
間違えて名前をつけてしまったのだとか。・・・・・なぜ間違えたのでしょう。
これも元々普通の松ぼっくりのような形をしているのですが、下の方から花が散るようにパラパラとくずれて落ちていき、最後に先端の部分が固まって落ちる事があるそうで、その部分が上の写真のような薔薇の形をしているのだそうです。
そういえば、木の実でできたクリスマスリースの中に、このシダーローズを見た事があるのを思い出し調べてみたら、
やはりドライフラワーによく使われ、とても人気があるのだそうです。
城北公園についての詳しい情報はこちらをご覧ください。→ハローナビしずおか「城北公園」
今回は、とてもローカルな富士山のビュースポットについて書きましたが、今後もお勧めの場所を紹介していきます。
現在、静岡県観光協会HP「ハローナビしずおか」では、県内の富士見スポットを特集で紹介しています。
写真撮影のポイントなども書かれていますので、ご覧になってみてください。→「美景を望む 富士見スポット」
Posted by Amano at 09時50分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年01月25日(月)
浜松 湖北五山「大福寺」 [神社・仏閣]
大福寺
バスでこのお寺に向かう途中、朱色の大きな門が見えました。バスはそのまま通り過ぎ駐車場に止まりましたが、後からそれはこのお寺のシンボル的存在の、金剛力士像が配されている、「仁王門」だと知りました。本堂から数百メートル手前にあるようですので、駐車場まで行かれる方は、どうぞお見逃しなく。
訪れたのは12月なのですがきれいな桜が咲いていました。
10月〜3月くらいまで咲く冬咲きの「半蔵桜」だそうです。
昨年は10月にモザイカルチャーで、11月に修善寺で「十月桜」を見ているので、
秋から冬にかけ3か月連続で桜を見て、なんだか不思議な気分です。
このお寺の宝物館には国指定重要文化財の
・瑠璃山年録残編 (るりやまねんろくざんぺん)
・金銅装笈 (こんどうそうおい)
・普賢十羅刹女像 (ふげんじゅうらせつにょ)
など、貴重な文化財が多数収蔵・展示されています。
庭園は、福助池を中心にした観賞式兼回遊式(観賞式は、庭には下りずに座敷に座って観賞する方法。 回遊式は、庭を回遊、
歩きながら観賞する方法だそうです)で、裏山の斜面を背景として利用してあります。池の横に巨大なイチョウの木があり、落ちた葉が水面に静かに浮かび、厳かな空気が漂っていました。
またここは、大福寺納豆(浜名納豆)の寺として有名で、日本の元祖だそうです。今川、豊臣、徳川諸公に献上されていたという歴史あるものです。と、知ったかぶって書いてしまいましたが、私はこの食べ物の存在を知りませんでした。
中国伝来の食品で、大豆を煮て、麹・小麦粉をまぶして発酵させ、塩水に漬け込んだのち干し香料を加えたものなのだそうです。私は最初、甘納豆みたいなものだと勘違いしていました。
おにぎりの中に入れたり、お茶漬けに入れて食べるとのこと。
とても人気があるそうで、大福寺のHPからも通信販売で購入することができます。ただし、なくなり次第終了だそうです。
<大福寺へのアクセス>
・浜松駅発(遠鉄バス)三ヶ日方面N番のりば40三ヶ日行 三ヶ日車庫→徒歩30分・タクシー10分→大福寺
・静岡IC→三ヶ日IC約80km
その他お問い合わせ先など、大福寺について詳しくは、県観光協会HPをご覧下さい。→「大福寺」
「浜松 湖北五山」の、モニターバスツアーに参加し、5つのお寺を紹介してきました。
ツアーですからバスに乗れば連れて行ってくれるのですが、それでも1日で5つすべてを訪れるのは忙しすぎると感じました。
車でないと行きにくい場所ということもあり、いくつかのお寺にしぼって、ゆっくり拝観されることをお勧めします。
Posted by Amano at 17時20分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )


































