静岡県のイベント

日本の四季を彩るイベントの数々。静岡県内でも、その地域ならではの自然美や風土を感じられるさまざまなイベントが四季折々に開催されます。桜が街中をピンクに染める桜祭り、夏の夜空に大輪の花を咲かせる花火大会、見るものを虜にする秋の大道芸ワールドカップ、寒い夜を明るく照らすイルミネーションなど、全国的な有名なイベントも。地域に根付いた伝統的な祭りでは、無病息災や五穀豊穣のほか、旅の安全を願うものもあります。イベントに参加し、いつもと違う雰囲気に包まれる、その土地の風情を楽しみましょう。

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直近のイベント

イベントカレンダー

“季節限定や年に一度のお祭りに参加する”、それも旅の楽しみ方の一つです。旅の日程が決まってからイベントを探すもよし、祭りの開催日に合わせて旅行プランを練るのもよし。カレンダーから気になる&行きたいイベントをチェック!

 

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静岡県の代表的な年間イベント

浜名湖 花フェスタ

西部エリア|浜松市中央区

開催日

3月下旬~6月中旬

はままつフラワーパークと浜名湖ガーデンパークの2か所をメイン会場として、「日本の春は浜名湖から」をキャッチフレーズに毎年開催される花のリレーが楽しめます。各所の梅から始まり、湖西市の天然記念物のトキワマンサクや、世界一美しいと称される「桜とチューリップの庭園」、フジ栽培の第一人者「塚本こなみ」が手掛けるフジの世界など、色とりどりに咲き誇る花々を鑑賞できる、見どころたっぷりのイベントです。

静岡まつり

中部エリア|静岡市葵区

開催日

4月第1金曜日、土曜日、日曜日
静岡まつりは、「ここ駿府で徳川家康公が家臣を連れて花見をした」という故事に倣い、静岡浅間神社の廿日会祭に呼応する形で、1957年から始まった市民のお祭りです。「大御所花見行列」をメインに、駿府城公園を中心に市街地エリアで開催され、桜の花咲く頃のお祭りとして親しまれています。
450年以上の歴史と伝統のある例大祭「廿日会祭」は、静岡浅間神社で、毎年4月1日から6日まで斎行されます。

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静岡まつり
大瀬まつり・内浦漁港祭

伊豆エリア|沼津市

開催日

4月4日
駿河湾の漁師の信仰を一身に集める大瀬神社で、大漁と航海の安全を祈願する例大祭「大瀬まつり」。最大の見どころは、長襦袢を身に着け女装した青年達が華やかに飾り付けられた漁船の上で「♪チャンチャラおかしー、チャンチャラおかしー」のお囃子(はやし)に合わせて繰り広げる「勇み踊り」で、このまつりが「天下の奇祭」と言われる所以です。この姿をカメラに収めようと県内外から多くのカメラマンが駆け付けます。
蓮華寺池公園藤まつり

中部エリア|藤枝市

開催日

4月下旬~5月上旬
藤枝市の蓮華寺池公園は、「花・水・鳥・笑顔」がテーマの公園で、四季を通じて、多くの市民が集う憩いの場所です。
総延長500mを超える圧巻の藤棚は東海地方随一の長さを誇り、園内が藤の香りで包まれます。
毎年、見ごろを迎える4月下旬から5月上旬に「藤まつり」が開催され、ステージイベントや工芸体験、地元食材を使ったグルメなどを楽しむことができ、多くの観光客でにぎわいます。
流鏑馬まつり

富士エリア|富士宮市

開催日

5月4日~6日
1193年、源頼朝が富士の裾野で巻狩りを行った際、武将を率いて浅間大社に詣で、流鏑馬を奉納したのが始まりと言われている全国約1,300余の浅間神社の総本宮である「富士山本宮浅間大社」で開催される古式ゆかしいまつりです。
本祭の5日には、市内練行の後、境内桜の馬場にて鎌倉武士の狩り装束のいでたちで、勇壮な小笠原流流鏑馬式が行われます。
富士宮市が1年で最も賑わう3日間です。
浜松まつり

西部エリア|浜松市中央区

開催日

5月3日~5日
浜松まつりは、江戸時代から初子の誕生を祝い、子どもたちの健やかな成長を願って、地域みんなで祝いあってきたものが起源と言われ、現在では、市内の170以上の町が参加し、昼間は中田島の凧揚げ会場を舞台に勇壮な「凧揚げ合戦」が、夜は市の中心部が舞台となる絢爛豪華な「御殿屋台の引き回し」が見どころです。
1年が「まつりに始まりまつりに終わる」、浜松市民にとって欠かすことのできない大切なまつりです。

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浜松まつり
黒船祭

伊豆エリア|下田市

開催日

5月中旬
ペリー提督率いる米国海軍が黒船で下田へ来航したのが1854年。この後、下田開港に尽くした内外の先賢の偉業を称え、併せて世界平和と国際親善に寄与するため、1934年に始まった黒船祭です。
現在では、記念式典や墓前祭が厳かに行われる一方で、町内や海辺の会場では活気にあふれたイベントが開催され、新緑の季節、毎年たくさんのお客様で盛り上がる下田市最大のイベントとなりました。

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黒船祭
夏のふくろい 遠州三山風鈴まつり

西部エリア|袋井市

開催日

5月下旬~8月末
今や遠州の初夏から夏の風物詩となった遠州三山風鈴まつり。
袋井市の遠州三山(厄除けの寺・尊永寺、眠りの寺・可睡齋、目の霊山・油山寺)が、それぞれ趣向を凝らした風鈴で彩られ、活力のある音色、心躍る音色、涼やかな音色に魅了されます。
各寺で提供されるこの期間限定のスイーツをいただくと、目と耳だけでなく、心の、身体の夏の暑さを和らげてくれます。
風鈴まつり限定の御朱印も見逃せません。

吉原祇園祭

富士エリア|富士市

開催日

6月上旬
富士市の中心部、吉原商店街周辺で開催される吉原祇園祭は、通称「おてんのうさん」と呼ばれている350年以上続く伝統的なお祭りです。悪霊退散、疫病追放を祈る祇園御霊会を起源としており、各町内が飾り立てた山車を引き回す迫力満点の練りが見られます。吉原本町通りには200軒を超える露店が並び大勢の人で賑わいます。

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吉原祇園祭
あじさい祭
下田公園あじさい祭イベント

伊豆エリア|下田市

開催日

6月上旬~下旬
下田市街と下田港を一望できる下田公園で開催されるあじさい祭りは、1か月間開催されます。264,000㎡(東京ドームの5.5倍)の広さの公園内には、約15万株300万輪のあじさいが咲き誇る様子は圧巻です。斜面を埋め尽くす色とりどりのあじさいの花を眺めながら、あじさいロードを歩いていくと、下田の街並みや入り組んだ下田湾、寝姿山も眺められます。
清水みなとまつり

中部エリア|静岡市清水区

開催日

7月上旬
清水みなと祭りは、昭和28年に清水区の商店街を中心に、戦後の復興と商業の発展を目指し第1回が開催されました。現在では、かっぽれ踊りと地踊りが繰り広げられる総おどりに延べ2万人以上の市民が参加する地域の代表的なお祭りに発展。お祭りの前の数か月間には、踊りの一般講習会も開催され、多くの市民が開催を心待ちにしています。お祭りの最終日には、日の出埠頭にて海上花火大会が開催されフィナーレを飾ります。
富士山開山式

富士エリア|富士宮市

開催日

7月10日
毎年夏の富士山のお山開きを祝うお祭りで、富士登山シーズンの始まりにあたり、富士登山者や山小屋関係者など富士山に関わる方々の安全が祈念されます。静岡県には3つの登山ルートがあり、例年それぞれの登山ルートを御神域とする、新橋(にいはし)浅間神社(御殿場ルート・7/1開催)、富士宮本宮浅間大社(富士宮ルート・7/10開催)、東口本宮冨士浅間神社(須走ルート・7/10開催)で、開山式が厳かに執り行われます。
ふくろい遠州の花火

西部エリア|袋井市

開催日

8月上旬
原野谷川親水公園で開催されるふくろい遠州の花火大会は全国屈指の規模と芸術性を誇る一大イベントです。「日本一ジャンボワイドスターマイン」、音楽に花火を合わせた全国にも数少ない花火「日本一名曲メロディーマスターマイン」や、富士山を表現した全長200mを超える花火「空中ナイアガラ大富士瀑布」などの目玉花火が打ち上げられます。

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ふくろい遠州の花火
伊東按針祭

伊豆エリア|伊東市

開催日

8月上旬~中旬
三浦按針とは大航海時代に日本に漂着し、徳川家康の外交顧問となったイギリス人航海士ウィリアム・アダムスの日本名です。按針祭は彼が日本で初めて洋式帆船を現在の伊東市松川河口で建造し、浸水させたことを祈念するお祭りです。按針メモリアルパークでの式典、松川灯篭流しのほか、按針祭海の花火大会が盛大に開催されます。
焼津神社荒祭

中部エリア|焼津市

開催日

8月12日、13日
焼津神社の荒祭は「東海一の荒祭」として知られている勇壮なお祭りです。お祭りの日には、神輿渡御(行列)が、朝10時に神社を出発し、神輿を担ぐ「アンエットン」という独特な掛け声とともに、神役が神様の通る道を清めながら、焼津市内6.5㎞を1日歩き夜11時に神社に戻ります。この白装束の勇壮豪快な神輿渡御(行列)が荒祭の見どころです。
三嶋大祭り

伊豆エリア|三島市

開催日

8月15日、16日、17日

三嶋大祭りの起源は上代の時代にさかのぼり、古くは三嶋大社の新穀豊作の秋の酉の祭りであったと伝えられています。三嶋大祭りでは夜になると江戸時代から引き継がれてきた当番町の山車が集まり、一斉に競り合いを始め、同時に山車からは三島市の伝統芸能・シャギリの軽快な音が響き渡り祭りを盛り上げます。郷土芸能「農兵節」やその農兵節をポップ調にアレンジした「みしまサンバパレード」のほか、「頼朝公旗挙げ行列」も行われます。

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三嶋大祭り

見付天神裸祭

西部エリア|磐田市

開催日

9月10日前後
天下の奇祭と称される見付天神裸祭(みつけてんじんはだかまつり)は、矢奈比売神社(見付天神)、淡海国玉神社(遠江国総社)及び見付地区全域で、腰蓑を付けた裸の男性たちが押し合いもみ合いながら通りを練り歩きます。
例祭の夜に行われる「鬼踊り(おにおどり)」が見所で、主には、祭事始・御斯葉下ろし・浜垢離・御池の清祓い・例祭・裸祭・還御で構成され国の重要無形民俗文化財に指定されています。
藤枝大祭り

中部エリア|藤枝市

開催日

9月下旬~10月上旬(3年に1度)
東海道の旧宿場町藤枝では、3年に一度藤枝大祭りが開催されます。藤枝大祭りは、江戸時代、田中城の鬼門を守る青山八幡宮の大祭りに、藤枝宿の屋台が行列に付き従ったのが始まりと言われています。ほとんどの屋台が長唄・三味線・囃子方というフルメンバーによる演奏とともに、地踊りを披露します。
一台の屋台で八十人以上もの踊り手がいっせいに踊りや屋台の回転等を披露する、盛大なお祭りです。
掛川祭

西部エリア|掛川市

開催日

10月第2週
掛川祭は、江戸時代の町民の暮らしの中から生まれた庶民のお祭りです。小祭は年に一度3日間、大祭は年に一度4日間、市内に繰り出す美しく飾られた屋台が雰囲気を盛り上げます。掛川の屋台は、国内でも珍しい二輪の御所車型で、多くの長唄の道囃子があることが大きな特徴です。
町ごとに趣向を凝らした飾り屋台がすれ違うときの儀式である「徹花」や、大獅子が舞う姿も掛川祭の目玉の一つです。
島田大祭

中部エリア|島田市

開催日

10月中旬(3年に1度)
元禄8年(1695年)から続く伝統のお祭りで、3年に1度、10月中旬に開催される島田大祭。大井川鎮護や安産の神として信仰されている大井神社の祭りで、大名行列のほか、お神輿、鹿島踊りが披露され、大奴が金爛緞子(きんらんどんす)の丸帯を太刀に掛けて、蛇の目傘をさしゆったり練り歩きます。現在では一般に「帯まつり」の名で知られ、日本三奇祭の一つに数えられています。
大道芸ワールドカップin静岡

中部エリア|静岡市葵区

開催日

11月初旬
「大道芸ワールドカップin静岡」は1992年に始まって以来、毎年11月初旬に静岡市のメイン会場駿府城公園及び葵区の中心市街地、他に駿河区と清水区のサテライト会場で開催されます。
世界のトップアーティストたちが昼夜にわたり披露するパフォーマンスは、魔法にかかったようなファンタジックな時間と空間を紡ぎ出します。大道芸の聖地として、アジアを代表するストリートシアター・フェスティバルです。

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富士宮まつり

富士エリア|富士宮市

開催日

11月3日、4日、5日
富士宮まつりは浅間大社の秋の例大祭です。氏子町内が祭り囃子を賑やかに囃しながら山車や屋台を引き回し、収穫と一年の無事を感謝するイベントです。目抜き通り各所において、山車の勇壮な競り合いや踊り等を繰り広げます。
お囃子の富士宮囃子は、平成7年に静岡県無形民俗無形文化財に指定され、近年では従来の祭り実施区域外からも新たに参加する区が増加し、現在20の区が秋祭りを実施しています。
熱海梅園もみじ祭り

伊豆エリア|熱海市

開催日

11月下旬~12月上旬
「日本で最も早咲きの梅」で有名な熱海梅園は、紅葉のスポットとしても知られています。
約380本のカエデ類は、毎年11月下旬から12月にかけて色づき 「日本で最も遅い紅葉」とも言われています。また、早咲きの梅が11月中旬から開花が始まるため、紅葉と梅のコラボレーションが楽しめます。
もみじまつり期間中は、毎年恒例の足湯開設、熱海梅園もみじまつりフォトコンテスト、「もみじライトアップ」等が実施されます。

秋葉の火まつり

西部エリア|浜松市天竜区

開催日

毎年12月15日、16日
秋葉の火まつりは、古来火防の神様として信仰を集める秋葉神社と秋葉寺において行われる、1000年以上の伝統ある行事です。火災焼亡・洪水波没・諸厄諸病の難を免れることを願い、秋葉神社では、弓の舞・剣の舞・火の舞の三舞がそれぞれの神職により奉納されます。
水仙まつり

伊豆エリア|下田市

開催日

12月下旬~1月末
伊豆半島の南東部、エメラルドグリーンに輝く海に面した景勝地「爪木崎」に野生の水仙が群生します。夏は海水浴場としても多くの観光客で賑わうこの地域は、冬になると約300万本もの白い水仙が花を咲かせ、鑑賞に訪れた人々を魅了します。例年見頃となる12月下旬~1月の期間に合わせて、各種イベントが開催され、訪れた人々を楽しませてくれます。
可睡斎ひなまつり

西部エリア|袋井市

開催日

1月1日~3月末
応永8年(1401年)に開山した、曹洞宗屈指の名刹で遠州三山の一つにも数えられる可睡斎で開催される「可睡斎ひなまつり」では、供養を終えた雛人形たちに新たな命が吹き込まれます。大広間に飾られた、天上まで届きそうな32段1200体にも及ぶお雛様がずらりと並んだ様子は圧巻。期間中は尺八や箏、三味線などの伝統芸能も楽しめます。
熱海梅園梅まつり

伊豆エリア|熱海市

開催日

1月上旬~3月上旬
日本で最も早咲きと言われ、樹齢100年を超える古木を含め約60品種、470本もの梅が、市内初川流域の約4.4haの斜面を敷地とする庭園内に咲き誇ります。毎年11月下旬~12月上旬に早咲きの梅が開花すると、その後も中咲き、遅咲きとその開花時期ごと順番に花開き、訪れる度ごとに異なる華やかな光景を披露してくれます。
雛のつるし飾りまつり

伊豆エリア|東伊豆町

開催日

1月下旬~3月末
「雛のつるし飾り」とは、ひな壇の両脇に人形を飾る風習で、雛人形がごく一部の裕福な家庭でしか飾ることのできかった時代、お古の着物の切れ端などから様々なモチーフのつるし飾りを作ったのが起源と言われ、親から子へ、子から孫へ代々受け継がれてきました。つるし飾り祭りの風習は全国でも珍しく、東伊豆町稲取で行われるつるし飾りまつりは、「日本三大つるし飾り」の一つに数えられています。
毘沙門天大祭

富士エリア|富士市

開催日

2月上旬
戦国時代、武田氏の東海道進出の砦となり、また徳川御三家・頼宣公が長く駐留されたことから、「出世本懐の地」とも呼ばれる香久山 妙法寺(こうきゅうざん みょうほうじ)では、毎年、「毘沙門天王」が人々の願い事を聞いてくださるといわれる「毘沙門天大祭」が開催されます。1年間お世話になっただるまのお焚き上げが行われ、日本最大の「だるま市」として賑わいます。
河津桜まつり

伊豆エリア|河津町

開催日

2月上旬~下旬
毎年2月上旬から3月上旬にかけて、伊豆半島南部・河津町の川沿いに咲く河津桜は、ピンク色の大きな花弁が愛らしく、早春に鑑賞することができる早咲きの桜としても大変人気があります。河津桜まつりが開催される河津川沿いには約850本、全体では約8,000本もの河津桜が咲き乱れます。

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河津桜まつり
大室山山焼き

伊豆エリア|伊東市

開催日

2月第2日曜日
ユネスコ世界ジオパークに認定されている大室山では、毎年、春の訪れを告げるイベントとして、山焼きが行われます。当初、良質な茅の生育と害虫駆除のために始まった山焼きは、茅の需要が減少した現在でも、伝統行事として、また観光イベントとして地元の方々から結成された「大室山山焼き保存会」により継承されています。

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