2011年07月21日(木)
室岩洞&浮島 [自然]
サンドスキー場&中木港の次に訪れたのは松崎町にある、「室岩洞」(むろいわどう)
ここは、江戸時代から昭和29年頃まで石切りが行われていた石切り場です。
切りだされた石は「伊豆石」と呼ばれるもので、耐火性に優れているため、
倉庫、土蔵、建物の基礎、かまどなどに使用されました。
今回のジオパークめぐりで、最初に訪れた
下田市の「南豆製氷」昔の製氷所の建物が、伊豆石で作られていたのを思い出しました。
入ると中はひんやり。ところどころライトがついています。
洞窟部の広さは約2000uで想像以上に広かったです。
遊歩道はおよそ180m。天井や壁にノミの跡など、掘りだした様子がほとんど当時のまま残っています。
石のサイズは、江戸末期84.8cm×15.2cm×18.2、昭和は90.9×15.2×18.2
だったそうで、この大きさの石をどうやって運び出したかというと、奥にある出口から海岸まで運び出し、船を使って輸送したのだそうです。
左の場所から、切り出した石を海岸へ斜面を滑り下ろしたそうです。
とはいえ、この場所から海面まで結構な高さがあるのですが・・・
室岩洞について、詳しい情報は、静岡県観光協会HP「ハローナビしずおか」をご覧ください。
こちらをクリック→「室岩洞」
今回の伊豆ジオパークめぐり、最後に訪れたのは西伊豆町の「浮島」(ふとう)です。
美しい入江があるのですが、この浮島海岸には岩脈が作り出した巨大な岩がそびえ立ち、迫力の景観を作り出しています。
岩脈は、
「火山の根」とも呼ばれ、地下の通路内でマグマが冷えて固まってできたものだそうです。
表面の柱状のでこぼこが横に寝ていて、まるで階段のような岩もありました。
この海中から巨大な岩が突き出しているような光景は、小雨で霞がかっていたこともあって、海底火山時代を感じさせる雰囲気でした。
また海岸や岩の高い位置にオレンジの百合が咲いていたのがとても意外で印象的でした。
なんだか異次元を感じさせる不思議な光景。
浮島海岸
静岡県西伊豆町仁科
問い合わせ先: 西伊豆町観光協会 堂ケ島観光案内所 0558-52-1268
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2011年07月19日(火)
サンドスキー場&中木港 [自然]
前回ご紹介した下田 田牛(とうじ)にある「竜宮窟」から歩いて数分の所に、
サンドスキー場 があります。
ビーチへ続く階段まで行き見下ろすと、目の前には写真のような景色が広がっていました。なんだか不思議な光景ですよね。
傾斜角度が30度だそうですが、もっと急に見えました。
ちなみにエスカレーターの標準角度が30度。
長さは70m、幅100m。一見、崖が崩れたようにも見えますが、そうではなく風によって押し上げられた砂が吹きだまったもの。
つまり、自然にできた天然のサンドスキー場です。
休日にはソリを持って遊びに来る人も少なくないそうですが、
小さなお子様は大人の方と一緒に滑って下さいとのことです。
風が強い日はゴーグルなどを使用した方がいいかも。
「サンドスキー場」
〒415-0029 下田市田牛
<アクセス>
車: R136「田牛サンドスキー場」看板あり。
駐車場約10台(無料※夏季シーズン中は有料)
次に訪れたのは南伊豆の「中木港」
とても穏やかな静かな漁港に到着。この辺りから石廊崎にかけては伊豆でも
水の透明度が高いエリアで、ダイビングがとても盛んなのだそうです。
港から岸壁沿いに歩道ができているので、歩いて先に進みました。
このあたりの岩盤を見ると、地層の変動の様子が観察できます。
写真のようなものを「柱状節理」といいます。
溶岩が固まって冷える時に、溶岩の体積が縮むために出来た規則的な割れ目(節理)のことだそうです。名前の通り、柱のような形になっていて、断面は一般に六角形のことが多いそうです。
そういえば、「下田水仙まつり」に行った時、爪木崎灯台あたりから見下ろした岸壁に、六角形のハチの巣のような、柱状節理を見たことを思い出しました。
映画好きな方には「未知との遭遇」に出てきたあの山(デビルズタワー)というとわかるでしょうか。あの山の表面がこんな感じでしたよね。
夏の時期、中木漁港からはヒゾリ浜という美しい浜辺へ行く渡し船が出るそうです。
「中木」
静岡県賀茂郡南伊豆町中木 中木港
<アクセス> 車:R136号、中木入り口の看板があり。
Posted by 静岡県観光協会ブログ at 12時50分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年07月15日(金)
伊豆ジオパークめぐり [自然]
6月中旬、世界ジオパーク認定を目指している、伊豆半島をめぐってきました。
「ジオパーク」は、「大地の公園」とも言われ、地球活動の遺産を見所とする自然の公園です。
現在25カ国77地域が世界ジオパークの認定を受けており、国内では洞爺湖有珠山、
糸魚川、山陰海岸、島原半島の4か所だそうです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今回のツアーは伊豆半島の広い地域に分布する海底火山時代の記憶をたどるもので、
伊豆半島が海底火山だった時代の地層や、地面の隆起・浸食によって現れた地下の姿を見学しました。
最初に、下田駅近くの「南豆製氷」(なんずせいひょう)
を訪れました。昔、製氷所だった建物で、大正末期に設立され地元産の良質の石材「伊豆石」がふんだんに使われた下田では最大の石造建築だそうです。伊豆石による建築技術も現在では全く見られないため、歴史ある貴重な建物で、2007年に国の登録有形文化財に指定されています。
昨年、あじさい祭りで下田を訪れた時、金目鯛を食べた
「魚河岸」から徒歩3分くらいの場所にありました。
下田駅から川の方へ向かって歩いて行くと、稲生沢川の河口
に面した、海との接点にあたる場所にあります。
旧南豆製氷所 静岡県下田市1−6−18
建物に近づいて壁をみると、切り出された伊豆石を積み上げて作られていることがよくわかります。下の写真参照。
しましまのラインができていますが、よく見ると堆積した小石が確認できる場所もあります。
次に訪れたのは、同じく下田の田牛(とうじ)にある「竜宮窟」(りゅうぐうくつ)
車道脇に下の写真のような怪しげな看板があるので、階段を下りていきます。
石の階段で濡れているとすべるので、注意した方がよいです。
薄暗い階段を下って行くと(天気が悪かったので普段より暗かったのかもしれませんが)
下の方に明るい出口が見えました。
そこを出ると、怪しげな看板からは想像もつかない空間が広がっていました。
高い崖に周囲をぐるっと囲まれている小さなビーチで、海側には穴が開いており海水が流れ混んでいます。また、天井は開いていて空が見えます。
このような波の侵食でできた洞窟のことを、海蝕洞というそうです。
断崖には地層が露出していて、自然の迫力を感じることができます。
なんだか秘密基地のような、人には教えたくない素敵な場所でした。
「竜宮窟」〒415-0029 下田市田牛
●アクセス 国道136号「吉佐美大浜」看板を左折。吉佐美大浜の先。
●駐車場約10台 無料(夏季シーズン中は有料)
Posted by 静岡県観光協会ブログ at 09時13分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年06月20日(月)
宇嶺の滝と磨崖仏 [自然]
藤枝には豊富な自然が一杯。大茶樹の茶摘みを見に行った帰りに、いくつかの場所に立ち寄ることに。まずは藤枝市の最北部、瀬戸川の上流にあり、東海の名瀑のひとつに数えられている、「宇嶺(うとうげ)の滝」に行きました。
道路脇に大きな石碑があるので、そこを右手に下っていきます。
この道は東海自然歩道の一部になっており、大きな看板もあります。
下り始めると涼しい空気が漂ってきて、5分もしないうちに滝が見えてきます。
落差70m、水量もあるのでなかなかの迫力で、マイナスイオンいっぱい。
歩道が整備されているので、安全に下の方まで行けます。
すぐ先に屋根つきの休憩所があってここに座って滝を眺めることもできます。
ハイキングの途中ここでお弁当を食べたいですね。
宇嶺(うとうげ)の滝へのアクセスなどは、静岡県観光協会HP「ハローナビしずおか」をご覧ください。
こちらをクリック→「宇嶺(うとうげ)の滝」
次に訪れたのは、滝ノ谷不動峡。こちらの岩肌には、高さ10m、幅7mの「磨崖仏」(まがいぶつ)不動明王座像があります。
川に突き出してお堂が建っており磨崖物はこの裏、川の対岸にあります。お堂は裏手にまわれます。
磨崖仏は自然の岩壁などに造立された仏像の事で、地元の彫刻家・杉村孝氏が制作したものだそうです。不動明王の磨崖仏としては日本一の大きさですが、下の写真でわかるでしょうか?真ん中あたりに顔が確認できると思います。
お堂の横に石段があったので、川の近くまで行ってみました。周りを見るともみじがたくさん。ここは紅葉の名所としても有名だそうです。
滝ノ谷不動峡について詳しい情報は、静岡県観光協会HP「ハローナビしずおか」をご覧ください。
こちらをクリック→「滝ノ谷不動峡」
Posted by 静岡県観光協会ブログ at 11時00分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2011年04月01日(金)
駿府公園 野鳥観察 [自然]
前回に引き続き、静岡市の 「駿府公園」 に来ています。
JR静岡駅から徒歩約10分。繁華街の近くにあるのですが、外堀・中堀に囲まれているせいか、
その中央部にある駿府公園はとても静かで自然にあふれています。
今回はここで見ることができる野鳥を少し紹介しようと思います。
左の写真は二ノ丸掘の石垣。2009年に崩落したのですが工事が進められ3月24日、復旧しました。4割強は崩れた石を再利用したそうで、その美しい出来栄えに見とれました。きれいです。
以前の写真を載せた看板があるので、比較してみると見事に再現しているのがよくわかります。凄い。
まず見かけたのが、右の写真の「アオサギ」。
お堀近く、水のある場所でよく見かけ、木の枝にとまっていることも多いのですが、この日は風が強かったためか、日当たりのよい内堀の石垣の上でたたずんでいました。
写真は首をひっこめているので小さく見えますが、伸ばすと全長は90センチくらいでしょうか。
木の多いエリアを歩いていると、「ギッ!ギッ!」という鳴き声と、勢いよく木を突く音が聞こえます。音の先をたどってみると目にするのが左の写真の鳥「コゲラ」です。
キツツキ科の鳥で日本に生息するキツツキとしては最も小さく、全長15センチくらいのとてもかわいらしい鳥です。
高い木の上を、すばしこく走り回るのでなかなか写真を撮ることができなかったのですが、今回は運よく左の写真を撮影できました。つぶらな小さな目がかわいいですよね。
そういえば昨年、「賤機山」に行った時もコゲラの写真を撮影。きれいなシマシマの背中の写真を掲載しました。
この「ハロナビぶろぐ」の第1回目で、駿府公園のお堀で「静岡市の鳥」である、カワセミを見ることができる
と書いたのですが、覚えているでしょうか?こちらの記事です。⇒「はじめまして」
で、先日ついに、「はっきりしたカワセミの写真」を撮影する事に成功しました!その写真がこちら↓
この写真なら、はっきりカワセミってわかりますよね?
最初、飛んでいるのを発見!しばらくこの枝にとまっていて、何度か水にダイブしてハンティングをしていました。
実は以前写真を撮った中堀の場所では、全くカワセミを見かけなくなってしまいました。引っ越してしまったのだろうか・・と転移先を探していたのですが、今年に入って外堀で何度か見かけるようになりました。なんと、2羽同時に見た事もあります。
ヒスイ色の羽根がとてもきれいで目立ちますので、みなさんも近くを通った際には探してみて下さい。
ちなみに静岡県の鳥は、「サンコウチョウ」なのですが、どこに行けば見ることができるのでしょう・・・ <次の目標>
Posted by 静岡県観光協会ブログ at 07時21分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )













































