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浜松まつり

遠州のからっ風に乗って、初子の祝凧が舞い上がる

毎年170万人が訪れる伝統行事

毎年5月3日~5日に開催される浜松まつり。全国屈指の観客数を誇り、例年3日間で170万人以上が訪れます。会場の中田島凧揚げ会場では「凧揚げ合戦」が、夜は浜松市中心部会場で御殿屋台の引き回しなどが盛大に繰り広げられます。浜松まつりは初子の誕生を地域みんなで祝う目的があり、家紋と初子の名前を書き入れた凧を町の若衆と親子が一緒になって空高く揚げ、子どもたちの健やかな成長を願います。

各町自慢の大凧が五月の空に舞う

凧揚げ合戦の初日には初子の誕生を祝う初凧を揚げます。凧は畳2帖から10帖(約1.5~3.64m四方)という大きさ!高く揚がるほど健やかに育つと言われているので、町衆たちは砂埃を上げながら懸命に糸を引き、初子を祝います。4日と5日午後は迫力満点の「糸切り合戦」が始まります。各町自慢の大凧が互いの糸を絡ませあい、相手の糸を断ち切る技と技の戦い。5日午前は将来を担う子どもたちが「子供凧揚げ」を行います。浜松まつりの醍醐味は、一年に一度、浜松っ子の心意気がぶつかりあうところにあります。

祭りの夜を彩る華やかな御殿屋台

夜になると、市内80以上の町による「御殿屋台」の引き回しが始まります。法被姿の練りの一団や各町がそれぞれの屋台を引き回し、屋台に施された飾りつけや彫刻だけでなく、屋台の上で奏でる子どもたちのまつり囃子からも各町の個性を感じることができます。そのほかにも郷土芸能や音楽フェスなど、3日間楽しめるイベントが盛りだくさん。街中が熱気と興奮に包まれます。

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