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コースを楽しむ前にお読みください。

コースデータについて

タイムスケジュールについて

一般的なコースタイムよりもゆとりをもって設定し、歩く時間に加えて休憩やお昼ご飯などの時間まで含めたタイムスケジュールです。ただし、歩行スピードや休憩の取り方には個人差が大きいので、あくまでもプランの一例としてご参考ください。

標高差について

コース内における一番標高の高い場所と、一番低い場所との、おおよその最大標高差です。

適期について

スノーハイキングは、雪の中をハイキングできる期間としての適期としています。逆に、その他のコースは、雪の心配をせずに歩けるおおよその期間を適期としました。ただし、いずれもその年の気象状況により、降雪や残雪の状況は異なりますので、目安程度にお考えください。

レベルについて

各コースにおける体力レベルや難易度の目安として、「ピクニック」「ハイキング」「トレッキング」という3つの名称でグレーディング(分類)しました。

「ピクニック」は、歩行距離が4km未満、歩く行程や距離がやさしく、運動靴でも歩いてこられるレベル。山歩きの初心者、未経験者でも体力的に無理なくのんびり森を散策してこられるようなレベルです。

「ハイキング」は、約4km以上の歩行距離と、900m以下位の標高差で、ある程度のアップダウンがあり、運動靴ではなくトレッキングシューズ、ザックに雨具などの山歩き基本装備を整えてのぞみたいレベルです。

「トレッキング」は、約8km以上の歩行距離と、1000m以上の標高差の上りまたは下り坂があり、山歩きの醍醐味や歩きの充実度も高い。装備や服装はもちろん、ある程度の登山経験や運動習慣のある方向けのレベルです。

富士山腹の山歩きを楽しむために

山はたくさんの喜びや感動を与えてくれますが、一方で自然はいつなんどき突然牙をむくかもしれない怖さもあります。やさしいピクニックコースと言えども、今回ご紹介しているコースは、どのコースも標高1000mを超えた山の中です。「やさしいから」と、一般の観光地のような感覚・気分で入山し、事故や遭難などを起こしてしまってはよくありませんので、富士山腹の山歩きを楽しむするうえで注意点したいことについて、自分が思うところをお伝えしておきたいと思います。

1)山を歩く服装・装備を整え、山のマナーを守りましょう

富士山は標高が高いため、五合目から下といえどもある程度の標高があります。下山を楽しめるコースは概ね標高2500m~1000mの山の中で、いわゆる中級山岳とよばれるレベルの山岳地です。当然、気温は下界よりも随分と低く、風は冷たく、天候も変わりやすい山特有の気象条件にさらされることになります。もちろん、歩くコースによって特徴もリスクのレベルも当然変わってきますが、「下山はやさしいから」と甘くみて、軽装で歩いたりすることは避けましょう。また、山小屋の周辺以外はトイレはありませんし、五合目から下は営業している山小屋はほとんどありません。補給食や飲料水の携帯、ゴミの持ち帰り等は当たり前ですが、休憩の際には道をあけたり、下山していて登山者とすれ違う際には、原則として「登る人」優先に道を譲るなど、皆が気持ち良く歩けるように、山の基本マナーを知り、守りましょう。

2)道迷いに気をつけて|初心者は経験者やガイドとご一緒に

五合目から下の道は、たくさんの遊歩道や登山道、林道などがあって、「下山」することを含め多彩なコースを設定できる魅力と、登山者が少なく静かな山歩きを楽しむことができる魅力があります。ただ、それは裏を返せば道を間違えやすかったり、道が少し不明瞭であったり、迷いやすかったりするともいえます。歩くコースによっても異なりますが、道標は、五合目から上に比べれば、はるかに整っていません。そもそも、下山は登りにくらべて分岐点などを見逃したり、違う道へ進んでしまいやすかったりする特徴もありますので、山を歩く際には必ず地図を持ち、初心者だけでの入山は避けましょう。初心者の方は経験者やガイドなど山慣れた人と一緒に歩くことをお勧めします。

3)どのくらい下るのか?標高差に注意して|膝が弱い方はご注意を!

下りは、登りよりも体力的な消耗度は少ないものの、足腰へかかってくる荷重は登りよりも大きくなります。標高差1000m以上を下るようなコースの場合は、工程のほとんどが下りであったとしても足腰への負担は大きなものとなり、下山といえども一定の体力が必要です。コースを選ぶ際には、スタートからゴールまでの標高差で何m下るのかに気をつけましょう。足腰に不安のある方や体力に心配のある方は特にご注意ください。

4)その他

紅葉のシーズンも終盤になると、登山口によっては五合目へあがるバスが無くなり、また、あがっていく道路そのものが冬季閉鎖などで通行できない場所もでてきます。下山だけの山歩きは、スタートとゴールとが別の場所になるため、山歩きの計画を立てる際には事前に交通情報や移動方法をよく考えてプランニングしましょう。

万一、事故や道迷いなどトラブルを起こしてしまった場合、自分の意思で山に入り自分で起こしたことは自分の責任となります。トラブルを、誰かのせい、何かのせいにしない心がけと準備が、自分の身を守ることにつながります。然るべき準備を整えて、富士山五合目以下の山歩きを、大いに楽しみましょう!