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川根本町の「徳山の盆踊」がユネスコの無形文化遺産に登録されました!

徳山の盆踊鹿ん舞1

 川根本町の伝統の祭典「徳山の盆踊」が、先月の11月30日にモロッコで開催されたユネスコの第17回政府間委員会での審議により、正式に無形文化遺産に登録されることが決定しました。

徳山の盆踊ヒーヤイ1

 「徳山の盆踊」とは、川根本町徳山の浅間神社で、毎年8月15日の夜に開催される鹿ん舞(しかんまい)、ヒーヤイ踊り、狂言からなる祭典のこと。

 「鹿ん舞」は、作物を荒らす鹿などの獣を追い払い、豊作を祈ったことから起こったと伝えられますが、いつの頃からか、神社境内で行われる盆踊り(ヒーヤイ)を警固するものに変わりました。
 露払い2名、鹿頭を冠った牡鹿2名、ひょっとこ数名、いずれもその年20歳になった若者によって行なわれることになっていましたが、近年は中学生によって受け継がれています。
 

 昭和62年12月28日に国重要無形民俗文化財(芸能)に指定されており、このたび、令和4年11月30日にユネスコ無形文化遺産「風流踊」の1件(24都府県の計41件)として登録が決まりました。
 静岡県内では、静岡市の「有東木の盆踊」と2件のみの貴重な文化財です。

 このことをきっかけに、川根本町では、町一丸となって多くの人に「徳山の盆踊」を知っていただけるよう広報活動をしていく予定です。
 次回の開催は、来年8月15日!ご注目ください^^


【お問い合わせ】
川根本町まちづくり観光協会
電話 0547-59-2746

  • 徳山の盆踊鹿ん舞2

  • 徳山の盆踊ヒーヤイ2

  • 徳山の盆踊鹿ん舞3

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