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静岡県西部に広がる遠州灘海岸が、アカウミガメの産卵地であることをご存じですか?
アカウミガメは、産卵地や生息地の減少、漁業による混獲、海洋汚染などの影響で個体数が減り、現在は絶滅危惧種に指定されています。
そんなアカウミガメが、毎年産卵のために上陸してくるのが遠州灘海岸。日本国内でも貴重な産卵地のひとつです。
アカウミガメは黒潮に乗ってやってきて、1回の産卵でおよそ100個の卵を産みます。産卵シーズン(5〜8月)には、同じ母ガメが3〜5回上陸し、合計で約500個の卵を産むといわれています。
こうしたアカウミガメの卵を守るため、地元では保護活動が行われており、砂浜に産み落とされた卵を保護し、大切に見守りながら育てています。約2か月後、無事にふ化した子ガメたちを太平洋の海へ放流します。
現在、JR東海の「EX旅先予約」にて、この保護活動に参加できる体験ツアー『【産卵調査員と行く】絶滅危惧種ウミガメ卵の観察会~浜松駅発着バス送迎付~』の参加者を募集中です。
ツアーでは、産卵された卵を調査員と一緒に掘り出して数を確認したり、巣穴の温度を測ったり、卵の形や手ざわりを実際に感じることができます。
ツアーに参加した人にしか味わえない、感動の体験が待っています!
自然と命の尊さを感じる、夏の思い出にぴったりのプログラム。ぜひ親子で参加してみませんか。
■スポット情報
サンクチュアリネイチャーセンター
住所:静岡県 浜松市 中央区中田島町1672-3
アクセス:浜松駅から遠鉄バスで約13分「中田島砂丘」下車徒歩3分
■ツアー情報
【産卵調査員と行く】絶滅危惧種ウミガメ卵の観察会
日時:7月20日(日)・7月27日(日)
<ポイント>
・調査員と一緒にウミガメの足跡を見たり、産卵調査を実施
・卵の保護説明やウミガメの生態等をウミガメ保護調査員から詳しく解説
ツアー出発場所:JR浜松駅
*ツアー催行:EX旅先予約
遠州灘海岸
調査員と共に産卵調査へ
調査員が産卵場所を特定
調査員の指導のもと卵を保護
産卵個数を計測し安全な場所で孵化させる
ウミガメ講座で知見を深める
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