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潮海寺
(チョウカイジ)

『潮海寺八坂神社祇園祭り』

 水と太陽と稲穂の神々が3年ぶりに対面し、疫病退散と秋の豊かな実りを祈り、繰り広げられる平安絵巻。古式ゆかしい「お神輿渡御」の行列に始まり、クライマックスは仁王門の石段を下り、上る屋台の光景。担ぎ手の若い衆に、大観衆から拍手がわき起こります。戦後は3年に1度となった祇園祭り。菊川に燃えるような夏を運びます。

『潮海寺八坂神社祇園祭り』  水と太陽と稲穂の神々が3年ぶりに対面し、疫病退散と秋の豊かな実りを祈り、繰り広げられる平安絵巻。古式ゆかしい「お神輿渡御」の行列に始まり、クライマックスは仁王門の石段を下り、上る屋台の光景。担ぎ手の若い衆に、大観衆から拍手がわき起こります。戦後は3年に1度となった祇園祭り。菊川に燃えるような夏を運びます。

御神輿渡御の行列。上社から下社へ行列を組んで移動します。

御神輿渡御の行列。上社から下社へ行列を組んで移動します。

春には仁王門に桜が咲き誇ります。

春には仁王門に桜が咲き誇ります。

 奈良時代、聖武天皇のころ(およそ750年)名僧行基により開かれたと伝えられる当地方きっての古刹。高野山釈迦文院の直末といわれ、平安時代に坂上田村麻呂の帰依によって寺領が寄進されたといわれています。

 往古は寺領3千石、寺域に75坊を数える名刹として知られていましたが兵火により全焼し、伽藍の規模は残された22の礎石と布目瓦によってしのばれるのみです。

 現在、この地には朱塗りの薬師堂金剛院が建てられ、薬師如来縁日の毎月8日午前10時から護摩が焚かれています。

 不動明王像が安置されている書院風の学頭坊は、薬師堂の南200メートルほどのところにあり、さらに100メートルほど南に市指定文化財の仁王門があります。江戸中期に建てられ、平成3年に解体修理が行われた寄棟造りの八脚門の左右には、高さ3メートルほどの寄木造りの仁王像が立っています。3年に1度、7月下旬に3日間行われる「潮海寺八坂神社祇園祭り」では市の無形民俗文化財に指定されている「潮海寺祇園おはやし」に合わせて、屋台がこの仁王像の石段を下りまた上がります。

 今でも塩水が湧き出るといわれる「潮井戸(塩井戸)」への参拝を含め、平安時代から疫病退散と五穀豊穣を願う農神祭が、今もつづけられています。

基本情報

施設名

潮海寺
(チョウカイジ)

郵便番号

439-0005

所在地

静岡県 菊川市 潮海寺地内

お問い合わせ

電話番号

0537-35-0936

駐車場

駐車場

なし

大型バス駐車場

なし

施設設備・サービス

ペット同伴

不可

トイレ設備

なし

Free Wi-Fi

なし

富士山ビューポイント

なし

飲食設備

なし

交通アクセス

新幹線を利用する場合:

掛川
(経路) JR東海道本線に乗換→菊川駅→徒歩で東方向へ20分

東名高速道路を利用する場合:

菊川IC
(経路) JR菊川駅へ(北方向 5分)→駅から東方向へ(5分)

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