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標高約2400mの富士宮口五合目から、標高約1400mの御殿場口五合目まで、標高差約1000mを下って楽しむコースプランです。富士山頂の火口より大きいといわれる宝永火口と、その噴火によってつくられた広大な火山荒原の風景を目にすると、人知を超えた自然の営みのスケールの大きさに圧倒されます。また、この厳しい環境で生きるオンタデやミヤマオトコヨモギ、カラマツ等といった富士山の高山帯ならではの植物達の姿が目に彩りを添えてくれます。
※下山とはいえ、1000m以上の標高差を下る山歩きはある程度の体力を要します。また、下りは膝や足腰の負担も大きくなるため、不安のある方はストックの用意をおすすめします。
※標高2000mを超えた高山帯を歩きます。強い風、急な雨など高山ならではの気象変化に対応できる服装や山歩きの装備を用意して臨みましょう。
※コースタイムはあくまで目安であり、昼食の時間を含んだ設定となっています。
六合目までは、通常の登山ルートを歩いて登る。
徒歩約30分
宝永山荘、雲海荘が建つ。そこを通過したら、山頂へは向かわず分岐を直進する。この先コケモモなどの高山植物が見られる。
徒歩約15分
宝永4(1707)年の噴火で誕生した宝永山。この火口は、富士山頂の火口より大きいという。
徒歩約40分
大きな火口越しに頭を出した富士山の眺めが素晴らしい。その脇にそびえる宝永山はまるでピラミッド脇にうずくまるスフィンクスみたいだ。
徒歩約45分
背丈の低いカラマツが林立する砂礫の台地。この先の林を抜けると緑のマーブル模様が美しい二ツ塚が見えてくる。
徒歩約30分
展望に優れた広くてなだらかな、火山荒原。宝永山がシンボリックにそそり立ち、山麓の眺めも素晴らしい。
天気が良ければランチタイムのポイントに最適。
徒歩約15分
上塚・下塚の二峰は、あわせて双子山とも呼ばれる。下塚山頂には立派な石碑が立つ。
徒歩約30分
ゴール手前の山小屋。ゆっくり休もう。
洗面水(有料)で洗顔もできる。
徒歩約15分
※コースタイムはあくまで目安であり、昼食の時間を含んだ設定となっています。
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