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世界文化遺産富士山の構成資産を、一泊二日で周遊するコースです。遠景の富士を仰ぐ三保松原から始まり、富士山本宮浅間大社、白糸の滝、と富士山に近付くほどに、眺めも大きく変化。二日目は山宮浅間神社などを経て、表富士五合目まで登り、山頂にぐっと迫ります。帰路は裾野方面に下り、東南側からの富士山の景観を楽しみながら、須山浅間神社に参拝します。移動中も富士山麓ならではの雄大な眺めの数々に出会えます。
1日目 start
東名高速清水IC |
約25分 |
9:30~ 三保松原(みほのまつばら) |
約10分 |
10:30~ 静岡市三保松原文化創造センターみほしるべ |
約17分 |
11:15~ 日本平夢テラス |
約1時間 |
13:15~ 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ) |
約2分(徒歩で約5分) |
13:45~ 静岡県富士山世界遺産センター |
約2分(徒歩約5分) |
14:30〜 B級グルメ「富士宮やきそば」 |
約25分 |
14:45~ 白糸の滝 |
約25分 |
15:30~ 人穴富士講遺跡(ひとあなふじこういせき) |
約20分 |
16:00~ 田貫湖(たぬきこ) |
休暇村富士または富士宮市内に宿泊 |
2日目 start
約25分 |
9:30~ 山宮浅間神社(やまみやせんげんじんしゃ) |
約15分 |
10:30~ 村山浅間神社(むらやませんげんじんじゃ) |
約60分 |
12:00~ 富士山域 表富士宮口五合目(おもてふじみやぐちごごうめ) |
約40分 |
13:30~ 水ヶ塚公園(みずがつかこうえん) |
約40分 |
14:30~ 須山浅間神社 |
約25分 |
東名高速道路御殿場ICまたは裾野IC |
スタート
東名高速清水IC
車で約25分
9:30~
三保半島の砂浜海岸と黒松の林が織り成す三保松原は、富士山の景勝地を代表する名勝であり、典型的な富士山画の画題にもなった、富士山から最も離れた構成資産です。中心スポットは天女伝説や能の舞でも知られた羽衣の松。近景の松原との対比が、いっそう富士山の美しさを際立たせています。2013年には世界文化遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成遺産に登録されました。
お問い合わせ:
静岡市清水駅前観光案内所
所在地:静岡市清水区三保
電話:054-367-9613
御穂神社(みほじんじゃ)
三保松原の駐車場までの道に並行し、樹齢200~400年といわれる老松に囲まれた厳かな松並木が通称「神の道」。神の道の先にあるのが御穂神社です。ヤマトタケルが東征のおりに立ち寄ったと伝えられる古社で、平安時代の書物にも記録が残っています。三保の羽衣伝説にあやかって、夫婦和合・縁結びのパワースポットとしても人気。羽衣の切れ端が所蔵されているともいわれています。
お問い合わせ
所在地:静岡市清水区三保1073
電話:054-334-0828
徒歩で約10分
10:30~
三保松原の名勝として、また世界文化遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産としての価値や魅力を伝える施設「みほしるべ」。この名称には「三保を知る」「道しるべ」の2つの意味が込められているそう。三保松原に関わる文化や、自然についての映像やパネルなどの展示、ミュージアムショップや体験コーナーなどがあります。松原を守ることの大切さをガイダンスし、次世代に引き継いでいく役割を担っています。
お問い合わせ
静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」
所在地:静岡市清水区三保1338番地の45
電話:054-340-2100
車で約17分
11:15~
標高300mの丘陵地で、眺望を楽しめる日本平夢テラス。今まで日本平山頂の展望台からは、清水港方面しか見渡せませんでしたが、夢テラスには360度のパノラマが見渡せる回廊があります。1周約200mの回廊は、静岡市街から御前崎、清水港、三保半島、伊豆半島、そして富士山をぐるりと見渡すことができます。テラスより徒歩1分のロープウェイ乗り場からは、国宝・久能山東照宮へもすぐにアクセス可能です。
お問い合わせ
日本平夢テラス
所在地:静岡市清水区草薙600-1
電話番号:054-340-1172
車で約1時間
13:15~
1200年もの歴史を持つ富士山本宮浅間大社は、全国の浅間神社の総本宮であるとともに、駿河国一ノ宮としても知られる構成資産です。本殿・幣殿・拝殿・楼門は徳川家康の寄進によるもので、約1万7000坪の広大な敷地には、平成の名水百選に選ばれた特別天然記念物湧玉池(わくたまいけ)があり、そこから流れる神田川とともに清冽な水景を形作っています。
お問い合わせ
所在地: 〒418-0067 富士宮市宮町1番1号
電話:0544-27-2002
車で約2分(徒歩で約5分)
13:45~
世界文化遺産に登録された「富士山」にフォーカスした施設です。建物は富士ヒノキを使用した木格子と逆円すい形のユニークなフォルムが特徴的。館内では世界が称賛する富士山の芸術性や信仰の歴史、火山としての生い立ちなど幅広く学ぶことができるほか、展望ホールからは富士山を一枚の絵のように眺めることができます。世界各地から多くの来館者が訪れている人気の施設です。
お問い合わせ
静岡県富士山世界遺産センター
所在地:富士宮市宮町5-12
電話番号: 0544-21-3776
車で約2分(徒歩約5分)
14:30〜
安くておいしい!富士宮で昔から親しまれている食文化です。
B級グルメを代表する存在として全国的に著名になった富士宮やきそば。独特の歯ごたえのある食感と肉かすによる調理が特長的です。富士山本宮浅間大社周辺に点在する食堂のほか、浅間大社の門前にある富士宮やきそば学会アンテナショップでもテイクアウトできます。
お問い合わせ
富士宮やきそば学会直営 お宮横丁内アンテナショップ
営業時間:11:00~15:30(平日)、11:00~15:30(土日祝)
所在地:富士宮市宮町4-23
電話: 0544-22-5341
車で約25分
14:45~
芝川から分岐した流れとともに、富士山からの伏流水が、溶岩性の崖状の地形を無数の糸にように流れ落ちることから名付けられた構成資産の1つ白糸の滝。近隣の音止めの滝とともに訪ねることができます。白糸の滝は、滝つぼの下流側に架けられた滝見橋からの眺めも圧巻。日本の滝百選にも選定されています。マイナスイオンをたっぷり浴びれば、身も心もリフレッシュ。エネルギーもしっかりチャージできそうです。
お問い合わせ
公益社団法人 富士宮市観光協会
所在地:富士宮市上井出・原
電話:0554-27-5240
車で約25分
15:30~
人穴浅間神社境内にある人穴富士講遺跡は、富士講の開祖とされている長谷川角行が、16~17世紀にかけて修行をした聖地とされる、構成資産のひとつです。「吾妻鏡」にも「浅間大菩薩(せんげんだいぼさつ=富士山の神の名称のひとつ)の御在所」と伝えられ、「長さ約83mの人穴と呼ばれる溶岩洞穴と境内には角行をはじめとする信仰者の供養碑や顕彰碑が多数現存しており、神秘的な雰囲気となっています。
お問い合わせ
所在地:静岡県 富士宮市 人穴206番地
電話: 0544-22-1187
車で約20分
16:00~
富士宮市猪之頭にある田貫湖は周囲約3.3kmの人造湖ですが、もともとの沼地をせき止めて生まれた湖のため、自然湖とほとんど変わらない美しい景観と静謐な環境で知られています。湖面に映る富士山はもちろん富士山頂から朝日が昇るダイヤモンド富士の撮影地としても有名な構成資産です。湖畔を一周できる遊歩道が設けられているほか、湖の西側には宿泊施設の休暇村富士などがあります。
お問い合わせ
公益社団法人富士宮市観光協会
所在地:富士宮市佐折
電話:0544-27-5240
スタート
車で約25分
9:30~
山宮浅間神社は、富士山本宮浅間大社が現在の地に遷座される以前に祭祀が行われていた神社であり、大和武尊の創建であると言われている構成資産のひとつです。通常は本殿にあたるところに建造物は存在せず、富士山そのものを対象とする遥拝所が設けられているところが古代の富士山信仰の原型を伝えるものとされ、境内には悠久の時を感じさせる空気が満ちています。
お問い合わせ
所在地:富士宮市山宮740
電話: 0544-27-5240
車で約15分
10:30~
中世には富士山中で霊験を求めて修行する人々が歴史に現れ、後には富士山での修験道に発展しました。村山浅間神社はそうした信仰活動の中心となり、近世から近代にかけての時代まで、現在の富士宮口登山道にあたる大宮・村山口登山道を司っていたと言われています。静けさの中にも緊張感の漂う神域が印象的な構成資産のひとつです。
お問い合わせ
所在地:所在地:富士宮市村山1151
電話: 0544-27-5240
車で約60分
12:00~
富士山スカイライン(表富士周遊道路)の登山区間の終点にあたり、標高は約2380m。マイカーで到達できる標高としては国内最高点にあたり、標高1500m以上を構成資産としている富士山域に位置しています。伊豆、駿河湾、三保松原を含む三保半島等が大スケールのパノラマを展開します。また五合目付近は森林限界に相当します。
※富士山スカイライン登山区間(二合目から五合目)は冬季は閉鎖、夏季もマイカー規制があります。閉鎖時期や規制時期に関しては事前にご確認ください。
※富士山スカイライン周遊区間(二合目以下)も冬季は凍結、積雪があり、通行止めとなる場合があります。
※登山の装備がない場合は、登山道等への進入は危険です。おやめください。
お問い合わせ
所在地: 富士宮市富士山五合目
電話: 0544-27-5240
車で約40分
13:30~
富士山スカイライン(表富士周遊道路)の周遊区間、二合目付近に位置する格好の休憩ポイントで、広い駐車場やトイレ等を備えています。宝永火口とともに見上げる富士山は独特のシルエットを描き、フォトスポットとしても秀逸。標高は約1500mです。すぐ目の前に迫るようなダイナミックな富士山をバックに、冬場は公園内の「そり専用ゲレンデ」などで雪遊びを楽しむこともできます。
お問い合わせ
所在地:裾野市須山2308-5
電話:055-995-1825
車で約40分
14:30~
構成資産のひとつでもある須山口登山道の起点にあたり、山宮浅間神社同様、日本武尊の創建と伝えられます。16世紀には神社が存在していたことが確認されており、1707年の宝永噴火では登山道とともに大被害を受けたものの、1823年に社殿が再建されています。巨木に囲まれた境内は富士山信仰の長い歴史を感じさせます。
お問い合わせ
所在地:裾野市須山柳沢722
電話:055-992-5002
車で約25分
ゴール
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